平成30年11月26日(月)~27日(火)、神奈川県横浜市木原生物学研究所で開催された第13回ムギ類研究会において、農学部生物資源学科生物生産システム学コース4年の井上博さん、農学研究科の八丈野孝准教授らが、「オオムギうどんこ病菌による宿主細胞内デンプン分解メカニズムの解析」についてポスター発表を行い、優れた発表であることが認められ、若手ポスター賞を受賞しました。
この研究で、愛媛県の特産品でもあり主要な穀物である大麦に多大な病害をもたらす病原菌(オオムギうどんこ病菌)が、宿主細胞中に存在するプラスチド(未分化な葉緑体)を侵入部位に集めて崩壊させる様子を観察することに成功しました。この研究結果により、オオムギうどんこ病菌がどのようにして宿主細胞から栄養を吸収するのかを明らかにするための手がかりが得られました。
<農学部>