足球即时比分_365体育直播¥球探网7年11月8日(土)に熊本学園大学1号館で開催された「地域漁業学会第67回大会」において、南予水産研究センター顧問の若林良和特命教授は、地域漁業学会での永年にわたる貢献と功労に対して、「第66期(2025年度) 地域漁業学会功労賞(柿本賞)」を授与されました。
本賞は、「当該分野において多年にわたり活動や研究を行い、地域漁業の発展に対し多大に貢献したと認められるもの」で、「当学会創設に尽力された名誉会員柿本典昭氏の名を冠するもの」です。(地域漁業学会会則、学会賞選考規程)若林特命教授は、地域漁業学会における多面的な研究活動、地域漁業学会の活性化に向けた組織改革や管理運営への多大な貢献などが評価されて、今回の受賞に至りました。
若林特命教授は、地域漁業学会で約40年の長きにわたって、社会学をはじめ人文?社会科学分野全般に及ぶ、多数の論文を学会誌に発表し研究活動を精力的に推進してきました。その研究内容は、フィールドワークによる調査研究をもとに、水産社会学の確立と止揚を推進し、地域水産振興システムの構築を目指すものです。具体的には、(1)国内?海外におけるカツオ漁業従事者の労働と生活に関する社会学的研究、(2)カツオをはじめとする水産物の産業と文化に関する地域的研究、(3)総合的な水産版食育「ぎょしょく教育」の学際的研究など多岐の領域にわたっています。そして、これら一連の研究成果は主著として、『カツオ一本釣り』(中央公論社<中公新書1021>、1991年)、『水産社会論』(科研費「研究成果公表促進費」、御茶の水書房、2000年)、『カツオの産業と文化』(成山堂書店<ベルソーブックス08>、2004年)、『ぎょしょく教育』(筑波書房、2008年)などを上梓し、数多くの地域漁業研究の業績を残しました。また、地域漁業学会の前身である西日本漁業経済学会からの発展的な改組改革にも注力するとともに、30年近く地域漁業学会の理事を務めました。その間、学会誌編集委員会や研究企画委員会、年次大会などの委員長、中四国部会の部会長を歴任し、さらに、会長や副会長などの重職を担い、地域漁業学会の発展に大きく寄与したことから、今回の栄誉に輝かれました。
<南予水産研究センター>

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