足球即时比分_365体育直播¥球探网7年9月18日(木)、9月19日(金)に岡山大学で開催された「日本農芸化学会2025年度関西?中四国?西日本支部合同大会」において、大学院農学研究科生命機能学専攻応用生命化学コース2年生の尾坂夏味さん(遺伝子制御工学研究室)が、「学生優秀発表賞」を受賞しました。
受賞した発表タイトル
「細胞内へのリジンの過剰な取り込みが引き起こす生育阻害のメカニズム」
研究の概要
細胞内アミノ酸組成は適正に維持されており、特定アミノ酸の過剰な流入は生育を阻害しますがそのメカニズムは不明です。尾坂さんは、プロリンを窒素源とした培地にリジンを添加すると出芽酵母の生育が抑えられる現象に着目し、プロリンの細胞内への取り込みを担うトランスポーターの不活化と液胞内への過剰なリジン蓄積に伴う細胞の肥大化が生育阻害の原因となることを見出しました。今後、トランスポーターの制御や膨圧ストレスによる生育阻害に新たな知見をもたらすことが期待できます。
尾坂夏味さんからのコメント
今回このような素晴らしい賞をいただくことができ、大変光栄に思います。実験の数が多く忙しい毎日ですが、少しずつ成果が見えてくるたびに「頑張ってよかった」と感じ、研究の楽しさを実感しています。日頃から丁寧にご指導くださる先生方、支えてくれる研究室の仲間のおかげで、ここまで研究を続けることができました。これからも感謝の気持ちを忘れず、研究を楽しみながらより良い成果を発信できるよう努力していきたいと思います。
<大学院農学研究科>


