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お知らせ

{web_name}附属高等学校で仁科弘重学長が講話を行いました【7月7日(月)】

{web_name}7年7月7日(月)、{web_name}附属高等学校で1年生120人を対象に、仁科弘重学長が「社会システムの再構築に参画しましょう」と題した学長講話を行いました。

仁科学長は、世界競争力ランキングにおける日本の順位の低下や、OECD諸国の中でも最下位に位置する一人当たり労働生産性の問題など、日本が抱える深刻な社会的課題について、具体的な数字やグラフをもとに説明しました。

また、日本は人口100万人あたりの修士号以上の取得者数が他国と比べて低水準であり、OJT以外の人材投資や成人の学び直しの機会も乏しい現状を示しました。さらに、教育への公的支出の少なさや、私費負担の高さといった高等教育の課題を挙げました。特に、急速な少子化の進行により、日本は「初めて人口が減る社会」を迎え、その中で私たちがどう生き、学び、支え合っていくのかが問われており、地方の国立大学としての役割や、人生100年時代における学びの重要性を明らかにしました。

この学長講話は、本校が実施している高大連携事業の「産業社会と人間」という授業で毎年実施しています。「産業社会と人間」は、地域の歴史?文化、環境などを理解することによって地域の課題を発見し、自ら探求する力を身に付けるための授業です。生徒たちにとっては、学長をはじめ、{web_name}のすべての学部の大学教員の講義等を直に受けることができ、進路を考える上で重要な授業となっています。

講話する仁科学長
熱心に聴いている生徒達

<附属高等学校>