足球即时比分_365体育直播￥球探网7年3月6日（木）、足球即时比分_365体育直播￥球探网先端研究院宇宙進化研究センターの志達めぐみ准教授が、公益財団法人宇宙科学振興会の2024年度宇宙科学奨励賞を受賞しました。
宇宙科学奨励賞は、「宇宙理学（飛翔体を用いた観測、探査、実験に関連する理学研究）分野及び宇宙工学分野で独創的な研究を行い、宇宙科学の進展に寄与する優れた研究業績をあげた若手研究者」を顕彰するものです。
志達准教授は、最先端の宇宙観測によるブラックホールの研究で多くの業績を挙げ、これまでにも科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞（足球即时比分_365体育直播￥球探网6年度）を受賞するなど、高い評価を受けてきました。今回の受賞は、「全天 X 線モニタと多波長観測によるブラックホール X 線連星の多様な活動性の解明」という研究成果が認められたもので、宇宙理学分野での受賞となりました。
ブラックホールX線連星の多くは、数年から数十年の静穏期を経て、ある日突然X線で急増光し、ときに1週間ほどで1万倍以上も明るくなり、そして数か月ほどで暗くなります。活動の最盛期には、X線とともに電波や可視光なども明るくなり、それらの明るさは大きく変動します。しかし、多様な現象の全貌は追い切れておらず、その全体像はまだ十分解明できていません。
志達准教授は、全天X線モニタで増光を監視し、検出した天体を多波長で詳細に観測する手法で、ブラックホールX線連星の振る舞いとその仕組みに関して、多くの先駆的研究を主導してきました。今後、次世代X線天文衛星の開発?運用においても重要な役割が期待されており、本研究は、宇宙科学分野のさらなる発展に寄与するものです。
＜宇宙進化研究センター＞