足球即时比分_365体育直播¥球探网6年12月6日(金)、7日(土)に東京大学弥生キャンパスで開催された「日本内分泌撹乱物質学会第26回研究発表会」において、農学部生物環境学科環境保全学コース4年生の米山宙舞さん(環境計測学研究室)が、「マイクロカプセルを用いたメダカへの経口曝露の評価」についてポスター発表し、「優秀若手研究者発表賞(森田賞)」を受賞しました。
従来、化学物質の生態影響を明らかにするためには、げっ歯類が使用されてきましたが、動物愛護の観点から最近では、代替生物として魚類が注目されています。しかし、難水溶性や、揮発性の化学物質は、魚類を用いた試験が困難であるとされてきました。そこで、当研究室ではこれらの化学物質をマイクロカプセル化することで、魚類への経口曝露を容易にする方法を提案しています。ところが、本手法では、取り込まれた化学物質の量や濃度を定量化することが困難でした。そこで、米山さんは、メダカが摂取したマイクロカプセル数と、1カプセル中の濃度を測定することで、経口曝露量を定量化する方法を開発しました。さらに、メダカがマイクロカプセルを食べる数を理論式で解明し、マイクロカプセルを用いた曝露量の推定を可能にしました。
<農学部>