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大学院農学研究科1年生の小野みいなさんが「日本作物学会第258回講演会」において優秀発表賞を受賞しました【11月5日(火)】

足球即时比分_365体育直播¥球探网6年9月26日(木)、27日(金)に岡山大学で開催された「日本作物学会第258回講演会」において、大学院農学研究科食料生産学専攻知能的食料生産科学特別コース作物学研究室1年生の小野みいなさんが、優秀発表賞を受賞しました。

発表題目は、「茎数制限処理がハダカムギの硝子率およびその変異に及ぼす影響」で、農学研究科の荒木卓哉教授および畠山友翔助教と取り組んだ成果です。

ハダカムギの品質評価項目の一つである「硝子率」は、値が高いと搗精に時間を要するとともに、「変異」が大きいと搗精の均一性にも悪影響を及ぼします。より品質の高いハダカムギを安定生産するために、硝子率の値が低く、かつ変異は小さい「小変異低硝子率化」への栽培技術が望まれています。今回、小野さんは、「小変異低硝子率化」を図るためには、ハダカムギの開花期間を短縮することが効果的だと考え、栽植様式および肥培管理による個体当たりの茎数制限を行い、開花期間の短縮が「小変異低硝子率化」に有効であることを明らかにしました。

この研究成果および発表に対する質疑応答が高く評価され、受賞に至りました。

<大学院農学研究科>