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大学院理工学研究科博士前期課程1年生の寺尾桃子さんが第75回中国四国植物学会大会(山口大会)で優秀発表賞を受賞しました【5月12日(土)、13日(日)】

平成30年5月12日(土)、13日(日)に山口大学吉田キャンパスで開催された「第75回中国四国植物学会大会」において、大学院理工学研究科博士前期課程1年生の寺尾桃子さんがポスター発表部門で「優秀発表賞」を受賞しました。
 本賞は、本学会員のうち特に優秀な口頭発表?ポスター発表を行った若手研究者や学部?大学院生を対象に与えられます。
 寺尾さんは学部時代から菌類と植物の間の種間相互作用に注目し、井上雅裕教授の指導をうけながら一連の研究を進めてきました。発表した論文の題目は「分裂酵母と出芽酵母の細胞増殖と形態形成に及ぼすガジュマルラテックス可溶性成分の影響」です。植物滲出液には分裂酵母の増殖と形態形成を抑制する特異的な作用があるという事実を明らかにし、その化学成分の詳しい機能と生理作用についても一部解明しました。これらの研究の着眼点と結果の新規性および的確な発表?質疑応答の様子が評価され、今回の受賞に至りました。寺尾さんはサイエンスひめこの活動にも参加し、“リケジョ”としての今後の研究活動と活躍が大いに期待されます。

関連サイト:中国四国植物学会HP
http://home.hiroshima-u.ac.jp/~shibukai/

<大学院理工学研究科>