平成30年2月13日(火)、南加記念ホールで、「”オールえひめ”で地域の未来をてらす ダイバーシティ活用支援セミナー」および、平成29年度「愛媛の大学と企業が育てる高度外国人材育成プログラム」修了式を開催し、県?企業?団体、プログラム受講生、教職員、学生など約120名が参加しました。
はじめに、安川正貴副学長(国際連携?地域医療担当)より開会挨拶があり、続いて留学生就職促進プログラム推進室長の伊月知子准教授より、本プログラムの実施事例として留学生と企業が取り組む商品開発プロジェクト等が報告されました。
講演では、株式会社クオリティ?オブ?ライフの原正紀代表取締役社長より、「会社を成長させる外国人材活用」と題して外国人を主とする多様な人材を採用した組織の活性化、外国人材定着におけるキャリアパスの明示やメンター制度の重要性が述べられ、具体的な提案や先進的な事例を紹介していただきました。続いて行われたパネルディスカッションでは、三浦工業株式会社の髙橋祐二代表取締役会長、株式会社フェローシステムの三好大助代表取締役社長より、大企業?中小企業それぞれのダイバーシティ活用例をご紹介いただきました。ディスカッションは、コーディネーターの特定非営利活動法人ワークライフ?コラボの堀田真奈代表理事によって進められ、来場者からのコメントを元に、留学生就職促進プログラムの泉谷道子推進コーディネーターも交えて、「中小企業が外国人材を活用するためにはトップの考え方を変えるべきで、会社を変えようとする若手が大切である。」「さらにやりがいのある職場づくりが必要である。」等、活発な議論が展開されました。
参加者からは「これから企業に求められることはダイバーシティ活用だということがよく分かった」「当社は小企業だが、考えさせるところが多く大変有意義だった」「外国人受入れが会社の制度の見直しにもつながると気づかされた」「いろいろなセミナーに参加するが、こんなにメモを取ったのは初めてだった」などの声が寄せられました。
その後、「愛媛の大学が育てる高度外国人材育成プログラム」第10期生の修了式が行われ、今年度の修了生のうち7名が出席して、安川副学長より修了証が授与されました。続いて、足球即时比分_365体育直播¥球探网校友会会長も務めていただく髙橋祐二代表取締役会長より、校友会奨学金が受講生たちに授与されました。
今後も留学生就職促進プログラム推進室では、外国人留学生の人材育成とともに、採用活動を行う企業?団体の皆様の疑問や不安を解消できるよう、参加型授業やイベントを企画してまいります。
<国際連携課>