平成20年8月2日(土)、3日(日)の両日、松山市と無細胞生命科学工学研究センターが連携して、理学部実験室において「松山市少年少女発明クラブ」を開催し、松山市内の小学生らが同センターの遠藤弥重太教授によって開発された無細胞タンパク質合成実験などにチャレンジしました。
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今回の開催は、松山市からの依頼により、無細胞生命科学工学研究センターの林秀則教授、杉浦美羽准教授等が講師を務め、松山市少年少女発明クラブに参加している児童生徒に学習意欲や理系科目への興味を伸ばしてもらうとともに、保護者の方に対しても、生命科学の視点から最新のサイエンスについて触れて頂くことを目的としたもので、市内の小学4年から6年までの児童32人とその保護者等総勢52人が参加しました。
一日目には、遠藤教授が開発した、試験管の中でタンパク質を作る無細胞タンパク質合成実験にチャレンジし、また、クラゲの遺伝子(DNA)を大腸菌にいれることでどういう反応が起こるかという実験を行いました。二日目にはブロッコリーからDNAを取り出す実験にチャレンジしました。
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どの児童も最先端の技術に触れるのは初めてのことで、目を輝かせながら、実験をしたり説明に耳を傾けていました。中には小学生では到底習っていないはずの知識を持っている児童もいて、講師陣を驚かせる場面もありました。
最後に、将来このような研究をしてみたいかと訪ねたところ、多くの児童が興味を示してくれました。今後、この2日間に参加してくれた児童が足球即时比分_365体育直播¥球探网に入学し活躍してくれることを期待したいところです。?
無細胞生命科学工学研究センター
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