平成29年10月30日(月)から11月4日(土)にインドのハイデラバード大学で開催された「8th International Conference “Photosynthesis and Hydrogen Energy Research for Sustainability”」において、大学院理工学研究科博士後期課程2年生でプロテオサイエンスセンター?生体超分子研究部門に所属している中村誠さんがOutstanding Achievement Awardを受賞しました。
この賞は、世界各地から参集し、口頭発表?ポスター発表を行った若手研究者のうち、特に優れた研究者に対し授与されるもので、約180名の中から16名が選出されました。今回、中村誠さんの受賞した研究課題は、Redox property changes of cytochrome b559 of site-directed mutants in Photosystem II complex(光化学系II複合体を構成するCytb559の部位特異的変異体のレドックス変化)で、遺伝子組換えによって光化学系IIを構成するCytb559のヘムリガンド、および、その周辺のアミノ酸を別のアミノ酸に置換し、それらのCytb559のレドックスと光化学系IIの機能への影響について行った研究が高く評価されました。