講演会には、教職員、学生及び一般約50人が参加し、宇野英満理事?副学長(学術?環境担当)から「地球環境の変化により、今までにないような病害虫が出てくる可能性もあるので、この講演を聴いて、こういう変化があるんだ、ここには注意しないといけない、というようなことを学んで帰っていただければ幸いです。」との挨拶がありました。
続いて、吉冨准教授が、1.むしが居なくなった島、2.身近な環境の変化、3.身近な生きものの変化(外来種の話など)、4.私たちにできることをテーマに講演し、参加者は終始熱心に聞き入っていました。
また、吉冨准教授から参加者に「世界中で最も問題のある動物(外来種)はなんでしょう?」との質問が投げかけられましたが、誰も答えられませんでした。「答えはイエネコです。イエネコは、大型の動物にうつる病気をもっていたり、鳥を襲うなどどう猛ですが、かわいいので駆除できません。」との回答があり、会場は一様に驚いていました。最後に、吉冨准教授から「生きものや自然環境、季節のことが、日常の会話に出てくる家庭や職場、社会になってほしい。」とのメッセージがあり、講演を締めくくりました。講演後には、活発な質疑応答も行われました。
環境?エネルギーマネジメント委員会では、今後もこのような講演会等を通して、さまざまな環境啓発活動を行う予定です。