平成20年7月3日(木)午後1時30分から総合情報メディアセンターで、学生、教職員、一般市民など約80人が参加し、「平成19年度学生による調査?研究プロジェクト(プロジェクトE)」研究成果発表会を開催しました。
本プロジェクトは平成12年度から始まった企画で、大学から経費補助を受け、学生が約10ヶ月間をかけて日頃興味を持っているテーマについて自主的な調査?研究を行うものです。平成19年度は9件のテーマが採択されており、今回は、その調査?研究成果が発表されたものです。
今年度も全テーマでのポスターセッションと、ポスターセッション審査の上位4テーマのプレゼンテーションの2部構成とし、審査の上、発表の優れたテーマについて表彰する制度で行いました。
発表会では、はじめに小松 正幸学長から「大学を卒業する時に身につけて欲しい力の中に課題を探す力、コミュニケーション能力、社会に出てから通用する人間力があるが、それらは授業だけではなく自分でつけていく必要があり、プロジェクトEはその活動の1つである。みなさんの1年間の成果および優れた発表がなされることを期待しています」との挨拶がありました。?
その後、SCV(ステューデント?キャンパス?ボランティア)の学生(理学部 倉橋 直也さん、SSC 野口 貴子さん)の司会により進行されました。
ポスターセッションでは、実演や試食を取り入れる展示もあるなど、どのテーマでも力作が目立ち、発表者が参加者からの様々な質問に熱心に答える姿が目につきました。その後、ポスターセッション審査で選ばれた4組のテーマのプレゼンテーションが行われましたが、どのテーマもレベルが高く、とてもわかりやすい発表でした。
最終審査の結果、審査委員長の小松学長から6件のテーマが表彰されました。表彰式の後、最優秀賞受賞テーマの代表者である神野泰治(法文学部)さんは「あまり先行事例のない活動だったので、難しかったが、皆さんに評価していただき大変感謝しています。」との挨拶がありました。
発表会の終わりに、小松学長から「プレゼンテーションが特にすばらしかった。活動をとおして皆さんがよく議論されているのを感じた。何を学んだかを総括し、次の活動に生かしてほしい。」との総括がありました。
審査結果は以下のとおり
最優秀賞 「遍路道の景観の再評価と巡礼者の景観に対する意識調査」
(代表者:法文学部 神野 泰治)
優秀賞 「医療系学生による一般市民への心肺蘇生法普及活動」
(代表者:医学部 西村 真唯)
努力賞 「「四国八十八ヶ所地質巡り」による地域のフィールド自然科学教育に関する研究」
(代表者:理学部 菅原 久誠)
努力賞 「タイde炭焼き?日本の伝統的炭焼き文化によるタイ国における資源の有効活用を目指して?」
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アイデア賞 「私たちの食生活365」
(代表者:農学部 宮田 悠介)
アイデア賞 「農山漁村地域再生計画 ?おじいちゃん、おばあちゃんを一人にしない?」
(代表者:農学部 真鍋 沙耶香)
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教育学生支援部教育企画課教育企画チーム