平成29年7月9日(日)、静岡県浜松市で開催された国際会議 BCD2017(The 2nd International Conference on Big Data Cloud Computing Data Science & Engineering)にて、理工学研究科D2 Aji Ery Burhandennyさんが 「Investigation of Coding Violations Focusing on Authorships of Source Files」 (訳:ソースファイルの開発者に着目したコーディング違反の調査)という題目(総合情報メディアセンター阿萬裕久准教授、川原稔教授 共著)で論文発表を行い、「Best Student Presentation Award」を受賞しました。この賞は、同会議での学生による研究発表の中で特に優れた論文を表彰するものであり、主催者によると「Best Paper Award」の側面もあるとのことでした。
Aji さんらはオープンソース開発におけるソースコードのコーディング規約違反に関する研究を行っています。
今回の国際会議では、その傾向が開発者に着目することでどのように変化するのかをデータ分析の観点から検討した結果を報告しました。プログラミングにおいて、ソースコードの書き方は個人差が出やすいポイントであり、それゆえ、品質管理において重要な役割を担っている可能性が高いと考えられています。Aji さんらの研究成果は、ソースコードの品質管理促進に貢献する一つの有益な分析報告になっている点が高く評価されました。
<理工学研究科>