平成19年12月25日(火)?27日(木)の間、無細胞生命科学工学研究センターが、ウインター?サイエンスキャンプを実施しました。
ウインター?サイエンスキャンプは、次代を担う青少年が、先進的な研究施設や実験装置がある研究現場等で実体験し、第一線で活躍する研究者、技術者等から直接講義や実習指導を受けることにより、科学技術に対する興味?関心を高め、学習意欲の向上を図り、創造性、知的探求心を育てることを目的に、独立行政法人 科学技術振興機構が主催して実施しています。
平成19年12月下旬から平成20年1月上旬の冬休みに、ライフサイエンス、情報通信、環境、ナノテクノロジー、材料、エネルギー、社会基盤、製造技術、フロンティア、農学、地球科学等の分野において先進的な研究テーマに取り組んでいる大学等の9会場で実施されますが、その一つに本学無細胞生命科学工学研究センターのプログラム「試験管の中で生命をつくる ?遺伝情報とタンパク質?」が選ばれました。
会場には、全国からの応募者約90人の中から、選りすぐられた男女6人ずつの計12人が集まりました。参加者達は、開校式でプログラムの概要説明を受けた後、早速、TA(ティーチングアシスタント)の指導を受けながら、無細胞タンパク質の合成実験に取り組みました。
三日間にわたり充実した講義や実験を体験した参加者達は、最終日の班別プレゼンテーションで無事このプログラムを終了しました。やり遂げた充実感と合宿生活で連帯感も生まれ、みんな笑顔で修了証書を受け取り帰路につきました。
今回出会った12人の研究者の卵たち。また、この松山の地で会えることを楽しみにしてます。
広報室?