平成19年12月6日(木)、グリーンホールで、本学工学部OBである三浦工業株式会社代表取締役社長高橋祐二氏をお招きして、キャリア支援特別セミナーを開催しました。
これまでも、就職課では業種別の会社説明会や就職活動での具体的対策のセミナーを行ってきましたが、今回は就職してからの社会人生活について、また、内定を得ることで終わりではなく、ここからがスタートだということを学生に身近に感じてもらうことを目的に開催しました。
会場には、企業トップの方のお話が聞けるということもあり、多くの学生が詰めかけ、ほぼ満席の状態でした。
まず、高瀬惠次教育?学生支援担当学長特別補佐から「良い会社に就職することも大切だが、これからどういう生活を心掛ければよいか、高橋社長の経験などから感じ取り考えてください。」と挨拶がありました。
引き続き、高橋社長から「経営トップが語る…当社の経営戦略と人材教育について」と題した講演がありました。講演では、三浦工業グループの概要や事業の沿革のほか、大学時代に出会った友人は、今でも応援してくれ、この頃に出会えたことに感謝していること。社長としての使命は、「働きがいのある職場づくり」であり、そのためには、「信頼できる上司?経営者の存在」、「仕事に対する誇り」、「職場仲間の連帯感」、「仕事に対する適正な評価」が重要であること、経験年数や業種別の研修、語学研修など数多くの研修を実施していることを話されました。
また、これから就職する学生に対して新入社員?企業人としての心構えについて、「企業人とはプロであり、どんな会社でもどんな局面でもプロの視点を持つことが大切。信頼される新入社員とは、素直な人、情熱のある人、行動力のある人であり、新入社員には、質問する権利?模倣する権利?勇み足を許してもらえる権利の三つの特権があり、その特権を活かして頑張ってください。」とエールを送られました。
参加した学生は、「女性の活躍の場が多くある企業だと思った。社会人になるまでもう少し時間があるので、視野を広げていきたい。」と話していました。
広報室?