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大学院理工学研究科博士前期課程1年の鮫島 祐紀さんが「第32回中国四国ウイルス研究会」で優秀発表賞を受賞しました【6月10日(土)】

平成29年6月10日(土)?11日(日)に川崎医科大学?(岡山県倉敷市)で開催された第32回中国四国ウイルス研究会で、大学院理工学研究科博士前期課程1年の鮫島?祐紀さん(プロテオサイエンスセンター無細胞生命科学部門)が、優秀発表賞を受賞しました。この優秀発表賞は、本中国四国ウイルス研究会で口頭発表を行った教員以外のポスドク研究者および博士課程の学生の中から選出されるもので、今回は、16件の口頭発表の中から4件選出されました。?今回受賞した研究は、「デングウイルスNS4Bを標的とする宿主E3ユビキチンリガーゼの同定と機能解析」です。近年、日本においてもデングウイルスによる感染症が報告され、デングウイルスの感染機構の解明は非常に重要な研究領域となっており、その中でもデングウイルスゲノムの複製機構に関心が高まっています。鮫島さんは、デングウイルスゲノムの複製に必須なNS4Bタンパク質を分解誘導するヒトのE3リガーゼの発見に成功しました。この研究成果及び発表での質疑応答が高く評価され、受賞に至りました。

<プロテオサイエンスセンター>