平成19年11月15日(木)15時から、医学部及び附属病院において地震発生を想定した防災訓練を実施しました。
第1部では、夜間(23時)に震度6弱の地震が発生し、それに伴い附属病院1号館9階で火災が発生したという想定で訓練を行いました。参加者は消火班、避難誘導班、救護班などに分かれ、医学部自衛消防団の指示と東温消防署の協力のもと、消火活動や仮想入院患者の避難誘導、仮想負傷者の救護を行うなど、災害時に各自が担当する任務と他班との連携を確認しながら真剣に取り組んでいました。
第2部では、地元の東温消防署の協力のもと、例年のはしご車による避難訓練及び消火器による初期消火訓練に加え、起震車による地震体感訓練も行いました。地震体感訓練で震度7の揺れを体験した参加者達は、立つことはもちろんのこと机の下に潜っているのもやっとという様子で、地震のすさまじさを肌で感じた様子でした。
愛媛県でも今世紀前半に大地震が起こると言われています。訓練に参加した教職員及び学生は、日頃から防災意識を持ち災害に備えるとともに、災害発生時には各班の連携を有効に機能させ、速やかに対応することの重要性を改めて認識していました。
医学部総務課