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『プロテイン?アイランド?松山 国際シンポジウム2007』を開催

平成19年9月28日(金)、29日(土)の両日、『プロテイン?アイランド?松山 (PIM)国際シンポジウム2007』を開催しました。

 本シンポジウムは、本学無細胞生命科学工学研究センター長の遠藤弥重太教授が開発した「無細胞タンパク質合成技術」を核に、松山をタンパク質研究の拠点にしていこうというPIM構想(Protein Island Matsuyama)のもと、足球即时比分_365体育直播¥球探网、松山市、愛媛県及び松山商工会議所の4者主催で始められたもので、今年で5回目の開催となりました。
 初日は「第5回無細胞科学松山国際シンポジウム」と題して、松山全日空ホテルを会場に、無細胞タンパク質合成技術の応用分野に焦点を合わせたシンポジウムを行いました。国内をはじめ、アメリカ?カナダからタンパク質研究の第一線の講師11人を招いて、研究の現状、無細胞タンパク質合成技術の導入から得た成果や、今後の展望についてご講演いただきました。大学?企業の研究者、大学院生など約200人が参加し、活発な質疑応答も行われ、有意義な会議となりました。

 2日目は「理科大好き!?タンパク質の世界へようこそ?」と題して、松山市総合コミュニティセンター3階大会議室において、一般向けのセミナーを行いました。本セミナーには、県内の中高生をはじめ、タイ?中国から招待された高校生5人を含む約200人が参加しました。講師には本学の林秀則教授、遠藤教授をはじめ、米国ウィスコンシン大学のブライアン G.フォックス教授をお招きし、国際色豊かなセミナーとなりました。
 また今回は、中学生ら60人が、学部生や大学院生の実験指導の下、ブロッコリーからDNAを取り出す実験や、無細胞タンパク質合成実験にチャレンジし、講師が分かりやすい解説を行いました。
 参加者からは、「最先端の科学実験を体験できて面白かった。」「普段見ることのできない実験を間近で見学でき、参加してよかった。」などの感想が寄せられました。
 来年以降も、松山からタンパク質研究の情報発信を目指して、本シンポジウムの開催を予定しています。

無細胞生命科学工学研究センター