お知らせ

「学生との関わり方セミナー」を実施

 平成19年10月12日(金)、総合健康センターと教育?学生支援機構学生支援センターが「学生との関わり方セミナー」を実施しました。

 このセミナーは、総合健康センターと学生支援センターが実施しているもので、学生のメンタルヘルスや不登校などに対し、大学や教職員がどのように関わればよいか、問題が起こったときどう対応すればよいかを検討しているものです。

 今回のセミナーは3回目で、楠元克徳総合健康センター准教授、野本ひさ学生支援センター副センター長、平澤明子学生支援センター講師など18人の教職員が参加し、「学生の不登校にいかに対処するか」をテーマに、学生の不登校に関する事例や相談内容をもとに、自分ならどう対応するか、今までの対応策はどうかを話し合いました。

 「初動が一番大切。不登校になった学生が病気になっていないか、事故に遭ったのではないか、まずはその見極めを行うことが大切。本人との面談を行うほか、保護者とのパイプを太くすることも重要」など活発な意見交換を行いました。

 楠元准教授からは、「睡眠不足?食欲不振?生きる力の喪失の3つが学生に見られたときは、総合健康センターに連絡してください。総合健康センターでは、初診に30?50分の時間をかけ、学生とじっくり向き合うようにしています。」と総合健康センターとの連携について話しました。

 最後に、野本副センター長は、「学生支援センターができて3年。こつこつと行ってきた活動の成果が少しずつでてきています。支援センターアワーを設けたり、大学の方針を伝える?学生と共感しながら話す?保護者との連携を図るという学部との役割分担ができてきました。学部と学生支援センターや学部と学部の垣根を越えた取り組みを今後も行っていきたいです。」と話しました。

広報室