平成19年10月6日(土)教育学部彫刻実習室において、公開講座「金属を溶かしてアクセサリーを作ろう」を実施しました。
この講座は、教育学部美術教育講座 原田義明准教授が担当しました。初心者でも使いやすい金属のピューター(錫合金)を使い制作体験を通して、素材としての金属特有の魅力や様々な表現方法を理解し、ものづくりの面白さや奥深さを知ってもらうとともに地域との交流の場になることを目的として開講し、今回で3回目となります。
今回は、溶解したピューターを型に流し込み、目的のものを作る鋳型の技法によりアクセサリーを制作しました。
午前10時に始まった講座で受講者は、最初に原田准教授から講座の内容や制作工程について説明を受けた後、午前の部では、作るアクセサリーの使いやすさや大きさを考えてのデザインとそのデザインの粘土による原型の作成を行いました。午後の部では、粘土による原型を使用して鋳型を作り、その中に溶かした金属を流し込んで作品を作り、最後にヤスリや薬品などで磨きを掛けて多くの作品を完成させました。
今回は、松山市の秋祭りと日程が重なり受講者は5人と少人数でしたが、少ない分マンツーマンの充実した指導を受けることで素晴らしい作品ができあがり、受講者の皆さんは、ものづくりの楽しさを十二分に堪能されました。
ものづくりに興味のある方は是非一度、受講してみてはいかがでしょう。新しい世界が見えてきますよ。
広報室