法文学部1回生藤田実弥子さんが、第62回国民体育大会秋田わか杉国体の山岳競技で、兵庫県代表選手に決定しました。
藤田さんは、本学フリークライミング部に所属しており、国体へは3年連続の出場となります。
山岳競技は、負荷を背負って山を駆け上がる「縦走」と人工の壁を登る「クライミング」の2種目を、「縦走」1人、「クライミング」1人、両方を1人の計3人が1チームとなり行います。藤田さんは、クライミング担当で、制限時間内にどこまで壁を登れるかを競います。今年の山岳競技成年女子には、15都道県が参加。クライミングにはプロの選手も多く参加しています。
藤田さんは、クライミング暦3年目。始めたきっかけは、高校時代に所属していた山岳部には女性1人で、大きな大会に出ることができず、1人でも大会に出たいという思いから。クライミング1年目の高校2年生のときに出場した岡山国体では、同種目少年女子個人で3位の成績を収めています。「クライミングでは、柔軟性や体重など、女性に有利な点が多いので、男性には負けませんよ。」と藤田さん。
今大会の意気込みはという質問に藤田さんは、「プロの選手も多く参加するこの競技で、8位までに入賞して決勝に進むことが目標です。クライミングは同県の選手2人が同時に登ります。もう1人のクライミングの選手はすごく強いので、飲まれないように自分らしく登りたいです」と話してくれました。
国体での藤田さんの活躍に期待しています。
広報室