村上恭通東アジア古代鉄文化研究センター長が「濱田青陵賞」を受賞しました。
「濱田青陵賞」は、日本人の科学的考古学の創始者とされ、京都帝国大学の総長もつとめた濱田耕作氏(号?青陵)の没後50周年を記念して創設された賞で、考古学などの優れた新進研究者に贈られるものです。
今回の受賞は、「東アジアにおける鉄と国家形成過程との有機的関係の解明」などの業績が評価されたもので、平成21年9月27日(日)には、濱田氏の出身地である大阪府岸和田市で授賞式と記念シンポジウムが行われました。
平成21年10月6日(火)、受賞報告のため学長室を訪問した村上センター長は、授与された賞状及び楯を柳澤康信学長に披露し、受賞の対象となった研究の内容及び今後の研究の展望について説明しました。ブロンズの楯を手にした柳澤学長は、その形と重量から「古代鉄文化を研究している村上センター長にふさわしい。」と受賞を称えるとともに、世界に誇るセンターの益々の発展に期待を寄せていました。
<広報室>