平成21年10月29日(木)に、南海放送アナウンサーの合田みゆきさんをお招きし、第3回「魅力的な話し方講座」を開催しました。
この講座は、同窓生を中心に多方面から学生に対する支援をお願いする『教育学部サポーター制度』の取り組みとして今年度からスタートしました。
第3回となる今回の講座には、足球即时比分_365体育直播¥球探网教育学部を平成5年に卒業し、現在、南海放送アナウンサーとして活躍されている合田みゆきさんをお招きし、「話のプロ」の立場から、発声の仕方、文章の読み方など、コミュニケーション?スキルに関する重要なポイントについて、実践を交えながらご講義いただきました。
講義は、まず、声を出すことからスタートしました。長い文章を一息で読むためのロングトーンという発声練習から始まり、口の形を意識してお腹から声を出すこと、鼻濁音や無声化を意識するとワンランク上の話し方になることなどの例が紹介され、学生たちは、練習を重ねるごとに大きくメリハリのある声が出るようになりました。
続いて、「大きなカブ」を題材に、物語を読み聞かせる際には、その情景をイメージすることが大切であるとの話があり、実際に学生が物語を読む場面では、情景が浮かぶ感情のこもった読み方に、周りの学生から拍手が上がりました。さらに、ニュース原稿を読む時には、一番伝えたい部分を強調することや、ひとつの文章を長く読んで意味が繋がるようにすることが重要であり、このことがより良いプレゼンテーションに役立つことなどを話されました。
このほか、取材現場での体験談や、働く女性としての話もあり、参加した学生たちは、現役アナウンサーとして活躍されている合田さんの言葉に聞き入っていました。
なお、この講座は、講座名及び講演者を変えながら、来年度も引き続き開催する予定です。