お知らせ

理学部サマースクール「親子で楽しむ科学実験-君もミニ博士になれる!」を開催

平成21年8月22日(土)、23日(日)の2日間、理学部講義棟において、理学部サマースクール「親子で楽しむ科学実験-君もミニ博士になれる!」を開催しました。

 この催しは、小学生4、5、6年の児童とその保護者を対象として、科学実験に親子で楽しく取り組んでいただき、その面白さや不思議さを体験してもらうことを目的として、毎年開催しているものです。
 今年は、「マイナス196℃の世界」「脳の探検」「スライムを作ろう」など7つの実験テーマを用意し、2日間で220組、約500人の方々の参加がありました。
 「マイナス196℃の世界」では、液体窒素(-196℃)を使用して、超低温でどのような現象が起こるか実験を行いました。子どもたちは、普段目に見えない酸素が青い液体になるのを見て驚いたり、凍ったバナナで釘を打つなどして楽しんでいました。また、「脳の探検」では、最初にヒブナの脳の形を予想した後、実際にピンセットを使ってヒブナを解剖し、脳を取り出して観察しました。指導教員や保護者のアドバイスを受けながら、慣れない手つきで一生懸命に取り組む子どもたちの姿が見られました。
 実験テーマの多くが、身近なものを題材や材料にしたものでした。今回の体験が、今後の日常生活の中で科学に結びつく発見をするきっかけになればと願います。