平成21年8月7日(木)、8日(金)の両日、オープンキャンパスを開催し、高校生を中心に約3,700人が参加しました。
オープンキャンパスは、高校生を対象として毎年開催しているもので、実際に大学の雰囲気を感じてもらうために各学部が工夫を凝らしたプログラムに参加してもらい、一日大学生を体験してもらうものです。城北キャンパスでは法文学部、理学部、教育学部、工学部、スーパーサイエンス特別コースが、樽味キャンパスでは農学部が、重信キャンパスでは医学部が実施しました。
城北キャンパスの教育学部では、学部説明会の後、希望する課程?コース毎に「ふれあいへのチャレンジ」を行い、参加者は実験?スポーツ?講義などに興味を持って参加していました。また、2日間にわたって、スタンプラリーをしながら参加できる展示?相談コーナーを設け、個別に入試や大学生活についての相談を受けました。どの企画も、参加者が直接、在学生や教職員とふれ合うことができ、アットホームな雰囲気を感じていました。
重信キャンパスの医学科では、教員から学生生活や授業について説明を行った後、模擬講義「医学入門」を実施しました。午後は、各講座に分かれ、医療現場?研究室の見学や実験などの体験実習を行い、参加者からは、「とても貴重な体験ができた。」、「医師になりたいという気持ちが強くなった。」という感想が寄せられました。
また、看護学科では、教員による学科の概要説明の後、まず在学生との交流会を行いました。授業、臨地実習やサークル活動などの大学生活について在学生から具体的な説明があり、参加者は、自由に質問をしながら、先輩の話に耳を傾けるなど、大学生活のイメージが少し膨らんだようでした。交流会終了後、新型インフルエンザなどに関する模擬授業、赤ちゃんの抱き方などの体験学習、病院見学、進学相談を実施するなど、看護や医療の現場に触れ、将来の進路を考える上で貴重な場を提供しました。
今年度は、初めての企画として、全学の教育活動パネル展示コーナーを設けて、教育GP等、大学の最新の教育?研究内容を紹介したり、メディアサポーター(在学生のボランティアサークル)が制作した「ぞなもしライブス」を50インチのディスプレイで上映するなど、より多くのキャンパスライフに親しんでもらえるよう工夫を凝らした結果、多くの参加者がこの展示コーナーに足を運んでいました。
また、毎年恒例の城北地区「キャンパスツアー」では、在学生が参加者の興味に合わせた文系?理系?共通の3ツアーを実施し、キャンパス内を案内しました。このほか、アドミッションセンターの教員による入試相談コーナーや在学生との何でも相談コーナー等を設置した「Total Support Floor(T.S.F)」では、気軽に相談できるオープンな雰囲気もあり、多くの参加者が質問の列を作っていました。
今後も、オープンキャンパス等を通して、受験生の皆さんや保護者の方々に本学の特色やキャンパスの魅力をより深く理解していただくよう努めていく予定です。