平成22年7月15日(木)、教育学部の学生を対象とした授業「インターンシップ事前指導」に愛媛マンダリンパイレーツの選手をお招きし、学生との交流を深めました。
この授業は、インターンシップや就職活動を行なう際の心構えや、どの職業分野でも必要とされるコミュニケーション能力、ビジネスマナーなどについて学び、実践できるようになることを目的としています。
一方、愛媛マンダリンパイレーツ(愛媛MP)を運営する愛媛県民球団株式会社では、選手の社会人としての基礎能力を開発?向上させるため、平成22年7月から「MPキャリアスクール」を開講しており、今回の交流は、双方の指導を木曽千草講師(能力開発システム研究所 社長)が行なっていることから実現したものです。
学生が見守る中、やや緊張の面持ちで教室に入ってこられた選手6人は、まず自己紹介を行なった後、木曽講師の質問に答える形で四国?九州アイランドリーグや球団の運営体制、野球選手を目指した理由などについて説明されました。
その後、学生は六つのグループに分かれ、それぞれに選手が加わってグループワークが始まりました。選手が学生一人一人に名刺を渡した後、学生または野球選手としての生活や今後の目標などについて質問し合っていました。あるグループでは、愛媛MPへの入団テストの際の自己PRについて質問があり、選手は、「周囲の人に自分のいいところを聞き、それをPRしました。人にはそれぞれいいところがきっとあります。自分では気付かないようなところが見つかるかもしれません。」と答えられていました。そのほか、野球という厳しい道を選んだそのチャレンジ精神や、そこで生きていく上での決意や姿勢など、人生の先輩として学ぶべきところが多くあったようでした。
? グループワークの最後に、選手たちの指導の元、愛媛MPの応援歌である「VICTORY」を練習し、お互いに握手を交わした後、最後に全員で振り付きで合唱して授業を終えました。
今後、選手たちが試合で活躍されるとともに、キャリアスクールで学んだことを活かされ、ファン層が拡大していって欲しいと思います。また、学生たちには、選手たちとの交流で得たものを活かし、充実したインターンシップや就職活動を迎えることを期待します。
<広報室>