Elsevier出版の国際学術誌“Marine Pollution Bulletin”は、最近5ヶ年(2005?2009年)の高引用率トップ50の論文を選び、その栄誉を称え表彰しました。その中に、本学沿岸環境科学研究センター(CMES)の田辺教授の研究グループの論文が入賞し、平成22年5月31日(月)?6月3日(木)の間、香港で開催された6th International Conference on Marine Pollution and Ecotoxicology において表彰され、田辺教授に賞状が授与されました。
論文の詳細は以下のとおりで、筆頭著者のKarri Ramu氏は、大学院連合農学研究科博士課程を2007年に修了した後CMESで学術振興会外国人特別研究員を務めた留学生で、博士論文およびCOE研究の成果の一部が今回の受賞対象となりました。
著者名:K. Ramu, N. Kajiwara, S. Tanabe, P. K. S. Lam, T. A. Jefferson
論文名:Polybrominated biphenyl ethers (PBDEs) and organochlorines in small
cetaceans fron Hong Kong waters: Levels, profiles and distribution
雑誌名:Marine Pollution Bulletin (Elsevier), 51(8-12), 669-676 (2005)