平成22年度科学研究費補助金(奨励研究)に、工学部等技術部より平田智照技術専門職員、森雅美技術員、本郷友哉技術員ら3人の研究課題がそれぞれ採択されました。
平田技術専門職員は、教員養成系学部の教育実習授業において、大学教員、実習校教員、教育実習生の三者がネットワークを介したPDCAサイクルの実行により、連携強化を図ることを目的とした『PDCAサイクルと実習映像を活用した教育実習支援システムの開発』で交付内定を受けました。
森技術員は、2000ppm以上の水素が共存する雰囲気で水素の影響を受けることなく、500ppm以下のCOが選択的に検知できる都市ガスボイラ用COセンサの開発を目指した『限界電流式酸素センサの改質による都市ガスボイラ用一酸化炭素ガスセンサの開発』で交付内定を受けました。
本郷技術員は、教員が高校等への出張講義で手軽に演示実験ができるように、持ち運びに便利なトランクケースに内蔵された演示実験セットを製作することを目的とした『出張講義用に簡単に持ち運べるトランクケース内蔵?演示実験セット?の製作』で交付内定を受けました。
今回の補助金採択により、技術職員の研究活動の一層の発展が期待されるとともに、専門性の向上に資することができます。今後の教育?研究支援への充実と貢献がなされるものと期待できます。