平成22年3月29日(月)、愛媛県庁で愛媛県寄附講座設置に関する協定書調印式が行われ、加戸守行愛媛県知事と柳澤康信学長が協定書に署名しました。
地域医療再生のために、医師不足が深刻化している宇摩圏域と八幡浜?大洲圏域において、県からの寄附により、本学は医学系研究科に地域医療体制などについて学ぶ講座を設置することになりました。
講座の設置期間は、平成22年4月から平成25年3月までの4年間で、地域のニーズに合った救急医療体制の研究や地域医療の支援などに取り組む講座として、宇摩圏域を対象とした「地域医療再生学講座」と、八幡浜?大洲圏域を対象にした「地域救急医療学講座」を開設します。講座のための研究拠点として「地域サテライトセンター」を、宇摩圏域では四国中央市役所に、八幡浜?大洲圏域では八幡浜市立八幡浜総合病院にそれぞれ設置し、臨床研修プログラムや医学生の臨床実習に現地研修を組み込み、また、地域の救急医療体制作りを行うなど両圏域の病院において診療や手術の支援を行っていきます。
<医学部>