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理工学研究科岡安光博准教授が「第13回日本福祉工学会技術賞」を受賞しました【11月26日(土)】

 平成23年11月26日(土)、山梨大学工学部において開催された日本福祉工学会総会で、理工学研究科物質生命工学専攻岡安光博准教授が、平成23年度日本福祉工学会の「技術賞」を受賞しました。

 受賞対象は、視覚障害者の歩行を補助する機器として開発された「スマート電子白杖」の技術に対するものです。「スマート電子白杖」は、超音波センサーを用いて、視覚障害者が必要とする障害物情報を的確に感知し、携帯電話で使用されている振動モータを用いて使用者に伝える機器です。本研究では、圧電セラミックを用いて、小型超音波センサーの開発も行いました。既に「スマート電子白杖」は商品化され、多くの視覚障害者から高い評価を得ています。
 なお、この賞の受賞に当たっては、光栄にも秋田県立大学経営システム工学科の郭偉宏教授から高いご推薦をいただくことができましたことによるものと深く感謝しており、今後ますます研究に精進していく旨の受賞者のコメントがありました。