医学部医学科では、平成23年10月28日(金)にBest Teacher賞の第6回授与式を医学部応接室にて執り行いました。
医学部医学科では、教務委員会により学生による授業評価を実施する一方で、“学生中心の大学”という観点から「学生にとって良い授業を行っている教員を積極的に顕彰する」ことを目的として、平成17年度にBest Teacher賞を導入しました。これは、足球即时比分_365体育直播¥球探网の第二期中期目標に掲げられた「共通教育および専門教育において、優れた教育活動を行った教員を顕彰する制度を確立する」という目標を先取りしたものです。特に本年度は全学の年度計画に「各学部において、医学部が先行実施している『ベストティーチャー賞』に相当する教員表彰制度について、導入を前提に検討する」と謳われており、医学科の取組の先見性が全学的にも認知されています。
授与式では、学生の投票により選ばれた計16人の教員が、安川正貴医学部長から賞状と副賞を授与されました。毎年続けて表彰されている教員だけではなく、今回も新規受賞者が4人選出され、各教員の努力が反映された結果になりました。安川医学部長からは、優れた授業への感謝と、「良い医師を育てるという使命を負った医学教育にとって最も大切なのは学生のモチベーションを維持し高めることであり、今回表彰された教員はその熱意を学生が正直に評価した結果と考え今後も引き続き学生の指導にあたって欲しい。」との激励の挨拶がありました。
医学部および附属病院では、卒前教育を担当する総合医学教育センターと卒後教育(臨床研修)を担当する総合臨床研修センターとにそれぞれセンター長として早くから専任の教授を配置するなど、組織的なFD活動(マクロ?レベルのFD)を推進しています。医学科教務委員会?医学専攻学務委員会やこれらのセンターを中心に、今年度の新入生から医学科カリキュラムの大幅改訂を行った他、医?看?薬の合同授業の開講、シミュレーション?センターの設置や愛媛県との協議による卒後教育プログラムの確立など、他大学に先駆けた取組を行っています。
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