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第2回女性未来育成センター公開シンポジウムを開催

文部科学省女性研究者研究活動支援事業(女性研究者支援モデル育成)の一環として、平成23年10月19日(水)、足球即时比分_365体育直播¥球探网総合情報メディアセンター?メディアホールにおいて、第2回足球即时比分_365体育直播¥球探网女性未来育成センター公開シンポジウムを開催しました。今回は「女性研究者の活躍促進―地域のモデルを目指して―」をテーマに掲げ、学内の教職員や学生の他、学外からの参加者も含め、約100人が参加しました。

 開会の挨拶で柳澤康信学長は、先月初めに城北キャンパス内に保育所えみかキッズが開設されたことを報告し、大学として今後も女性研究者の環境改善に取り組んでいく姿勢を示しました。また、女性未来育成センターが発行したロールモデル集にも触れ、学内の女性研究者の活躍を広く知ってほしいと呼びかけました。

 基調講演では、北海道大学女性研究者支援室長の有賀早苗先生に、「女性研究者の活躍促進のために大学ができること、すべきこと」のテーマでお話しいただきました。北海道大学では人材育成の一環として女性研究者支援が行われており、女性研究者の抱える問題は、全研究者の抱える諸問題が凝縮?顕在化していることと捉え、「優秀な若手研究者?学生が集まる魅力的な研究?教育の場作り」を進めることで、女性が活躍しやすい環境を整備していくこと等、総合的な支援が行われているとのお話がありました。また、遠隔地にある北海道大学では優秀な人材を確保するための方策として、カップル採用などのユニークな取り組みのご紹介もありました。最後に有賀先生からは、「女性研究者の活躍促進には、大学全体で長期間継続して取り組むことが重要」と力強いメッセージをいただきました。有賀先生の女性研究者の現状を多角的に描き出すご説明に、参加者は大きく頷いたり、熱心にメモを取ったりしていました。

 続いて、小島秀子女性未来育成センター長から、足球即时比分_365体育直播¥球探网における女性研究者育成プランの進捗状況と今後の取組みについて報告があった後、「女性研究者の実情と課題」をテーマにしたパネルディスカッションを行いました。パネルディスカッションでは、愛媛県産業技術研究所の鈴木貴明技術開発部長の他、学内の男女5人の教員から、それぞれの立場からの報告や問題提供がありました。盛りだくさんの内容でしたが、様々な視点から女性研究者の実情が浮き彫りになり、今後の女性研究者支援を進めて行く上での課題がいくつも提示されました。最後に、曲田清維副学長より、地域のモデルとなるべく足球即时比分_365体育直播¥球探网としての今後の抱負が語られ、3時間の公開イベントの幕が下りました。

 女性未来育成センターでは、今後も様々なイベントの開催を予定しています。皆様のご参加を心よりお待ちしています。

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