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高血圧に関連する遺伝子の解明に成功(9月12日付けNatureオンライン版に掲載)

 足球即时比分_365体育直播¥球探网プロテオ医学研究センターの三木哲郎教授らのグループは、 世界中で10億人に影響を及ぼしている脳卒中と心臓病の主な危険因子である高血圧に関連する遺伝子の解明に成功し、平成23年 9月12日(月)記者クラブにて記者会見を開きました。

 本研究グループは、 全世界で10億人以上が罹患する高血圧の原因遺伝子解明を目的に設立された国際高血圧ゲノム解析コンソーシアムに参画し、 約26万人を対象とした遺伝子解析から、 ATP2B1を含め、 欧米人で28種、 東アジア人で9種、 南アジア人で6種の遺伝子が血圧と関連することを明らかにしました。
 国際高血圧ゲノム解析コンソーシアムは、 全世界の200を超える研究機関(約300人以上の共著者)による史上最大のヒトゲノム研究であり、 これら遺伝子とそのタンパク質を解析することにより、 個々人の遺伝子に合わせた予防?治療法の選択、 また新たな創薬開発が可能となることが期待されます。
 プロテオ医学研究センターでは、これからも世界的な研究を皆様に発信してまいりたいと思います。

<プロテオ医学研究センター>