平成23年度全国安全週間に安全意識の向上と、危険箇所の洗い出しを目的として、工学部のリスクアセスメント「工学部のキ?ケ?ンをさがせ!」を実施しました。
この取り組みは、今年で4年目となります。工学部の学生や教職員が、学部の中の危険な場所や行為の指摘を行いました。約2週間の応募期間で多くの学生や教職員から応募がありました。
今年度の指摘は、大別すると以下のような内容となりました。
?夜間廊下や階段の照明が消えており危険であるとの指摘が20%
?構内道路での交通事故の危険の指摘が10%
?雨の日など建物内の床が水で濡れ滑って危険であるとの指摘や喫煙に関わる危険が8%
?駐輪マナーに関わる指摘が8%
また、少数ではありますが、非常用設備の不備2件や、学生からの指摘された廊下の物品放置については、至急改善する必要があります。工学部の安全衛生委員会で審議した結果、適切な指摘をした学生から4人、教職員から2人を最優秀賞、優秀賞に選びました。全国安全週間最終日の7月7日(木)に、工学部長室で表彰式を執り行い、学部長から教職員には賞状、学生には賞状のほかに副賞の図書券が贈られました。
表彰された指摘内容は、以下のように、いずれも適切な指摘でした。
?建物内の床が雨天時に大変滑りやすい
?廊下に物品が放置されている
?非常脱出用シューターの地上固定装置が駐輪のために使用できない
?構内の自動車と自転車および歩行者が混在し交通事故の危険がある
?喫煙マナーが悪いこと、植木の周りの鉄柵が破損しけがの恐れがある
受賞を逃した指摘も含め、工学部の危険箇所データとして活用し、今後危険箇所の改善に役立たせることにしています。
今回の受賞者は次のとおりとなりました。
学生の部
最優秀賞 遠山 恭平
優秀賞 埜下 太一、常 建卓、土居 洵
教職員の部
最優秀賞 中畑 和之
優秀賞 仲井 清眞
<工学部>