平成23年2月22日(火)10時?11時、足球即时比分_365体育直播¥球探网附属高等学校多目的学習室において、教育?学生支援機構学生支援センター副センター長 野本ひさ教授を講師に迎え、「大学生活に向けて」と題して講演会を開催しました。
附属高等学校では、ほぼ全員が大学への進学を希望し、約8割の生徒が推薦入試やAO入試により、進路を決定しています。このような状況の中で、大学生活を送る上で、特に気をつけなければならない事項を大学の学生支援の立場から教えていただくことも、大学の入学前教育の一環として重要であると捉えて企画したものです。
野本教授は、期待に胸をふくらませて大学に入学した直後に遭遇する可能性がある、様々なトラブルを免れるために必要な知識を、この時期にしっかりと身に付けておくことは、非常に大事なことであると説明した後、「高校と大学の違いとは」に始まり「知っておきたい昨今の大学事情」、「人間関係に関するトラブル」、「飲酒」、「不登校」などの幅広いテーマに沿って、実際に大学生が遭遇したトラブルの具体例をあげながら話しました。集まった生徒たちは、ノートにメモを取るなど熱心に聞き入りました。
引き続き、学生支援センター武智一正チームリーダーからも、「このような取組は他の高校において前例はないが、入学前にこういった様々な事例を知っておくことで、4月からの大学生活をより充実したものにしてほしい。」とアドバイスがありました。
講演終了後、生徒からは、「大学生活には、たくさんの危険があることを知りました。事前にこういうことを知っておくことで、予防できるかもしれません。しっかりと対応できるようにしたいです。」、「今まで、事件に巻き込まれたことはないけれど、身の回りにたくさん危険があることが分かりました。いつ巻き込まれるか分からないので、気をつけて生活したいです。一人暮らしをするので、不登校にもならないように自立して生活したいと思います。」といった感想が寄せられました。
全国に先駆けてこのような取組を行い、高大接続のパイオニアとして情報発信していくことが、附属学校の使命の一つです。今後、本校の取組を参考に、入学前教育の在り方に関する議論がなされることを期待しています。
<附属学校園>