平成23年2月15日(火)、南加記念ホールにおいて、愛媛地域防災力研究連携協議会設立記念講演会を開催しました。
防災情報研究センターでは、昨年「東南海?南海地震研究部門」を新設し、大学教員と県内自治体職員で構成する5つの研究会(避難問題研究会、自主防災研究会、自治体業務継続研究会、防災教育研究会、防災GIS研究会)を立ち上げています。愛媛地域防災力研究連携協議会は、これらの研究会活動を円滑に進めるため、大学と行政機関また自治体同士の連携を密にすることを目的に、防災情報研究センター長、国(国土交通省四国地方整備局長)、県(県民環境部長?土木部長、教育委員会副教育長)、及び県内20市町長の参加を得て平成23年1月1日に設立しました。
記念講演会では、まず第一部で、京都大学防災研究所長の岡田憲夫教授をお迎えし、「地域の実践的フィールド研究としてみた防災研究の役割」と題し記念講演をしていただきました。
続く第二部では、以下の3人の方に研究活動に関する発表をしていただきました。
「12歳教育事業」(西条市立多賀小学校校長 安藤宏幸氏)
「松山市防災マップについて」(松山市消防局 池田篤司氏)
「チリ地震における四国の住民避難行動の特徴」(防災情報研究センター 森 伸一郎准教授)
講演会には、上島町長をはじめ自治体の防災担当者や自主防災組織の方を中心に200人近い方々にご出席いただき、テレビや新聞等にも取り上げられました。
<防災情報研究センター>