日本学術振興会が実施する「頭脳循環を活性化する若手研究者海外派遣プログラム」に、本学プロテオ医学研究センターから提案した「腫瘍脈管新生生物学を基盤とする若手研究者育成事業」(代表:東山 繁樹教授)[3年間]が採択されました。
本事業は、若手研究者が世界水準の研究に触れ、世界の様々な課題に挑戦する機会を拡大するとともに、海外の大学等研究機関との研究ネットワークを強化するため、国際共同研究に携わる若手研究者の海外派遣を支援し、国際的な頭脳循環の活性化を通じた我が国の学術の振興を図ることを目的としています。
申請課題では、米国国立癌研究所、ハーバード大学、スイス連邦工科大学と協力関係を結び、各大学に若手研究者を2?3年派遣し、脈管生物学に基づくがん治療の基礎研究とトランスレーショナルリサーチを通じた研究者育成を図るとともに、国際色豊かな人材との持続的交流を目指した国際的ネットワーク基盤を確立します。
<若手派遣研究者>
大貫 秀隆 米国国立癌研究所 平成22年度?
(NCI/Laboratory of cellular Oncology/Dr.Giovanna Tosato)
中山 寛尚 米国ハーバード大学医学部小児病院 平成23年度?(Vascular Biology Program/Dr.Michael Klagsbrun)
白石 研 スイス連邦工科大学 平成23年度?
(ETH/Institute of Pharmaceutical Sciences/Dr. Michael Detmar)
<研究費>
平成22年度 783万2千円
平成23年度 3、000万円(予定)
平成24年度 3、000万円(予定)
<医学部>