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足球即时比分_365体育直播¥球探网「森の国?森林環境管理高度技術者養成拠点」キックオフ?シンポジウムを開催

 森林環境管理特別コースの主催による「森の国?森林環境管理高度技術者養成拠点」キックオフ?シンポジウムを平成23年1月22日(土)13時から農学部大講義室において開催しました。

 農学研究科では、科学技術振興機構「地域再生人材創出拠点の形成」(平成22年度?26年度)の補助を受けて、本学、愛媛県及び高知大学と連携し、「森林環境管理特別コース」を平成23年度より開設することになり、そのキックオフシンポジウムを、愛媛県内や高知県、広島県などの林業関係者ら約190人を集めて開催しました。
 はじめに柳澤康信 足球即时比分_365体育直播¥球探网長から、「地域の発展に貢献できる森林の担い手育成は重要な課題。このコースが人材育成を担っていけるように大学としても尽力していきたい。」と挨拶がありました。続いて来賓として、中村時広 愛媛県知事から、「林業が産業として成り立っていくには人材育成が重要で、このコースの役割に期待しているところです。」と挨拶がありました。
 次いで、林 和男 森林環境管理特別コース長から、この事業の説明や背景について説明があり、林業が成長産業となるには、地域の活性化に貢献できる多様な能力を持った人材の育成が重要であると述べられました。
 梶山恵司 氏(内閣官房国家戦略室内閣審議官)による記念講演「森林?林業再生のための人材育成方針」では、我が国の林業の推移、欧米の状況、必要とされる人材、そして我が国は需要も供給も十分にあり、足元の宝の山をビジネスチャンスにするためには、科学的根拠に基づく新しい人材育成が必要との話がありました。
 さらに本学の農学部教員による欧州の林業視察の報告があった後、民間、県や大学関係者によるパネルディスカッションが行われ、森林、木材利用、人材育成に関する現状の問題点と解決への取り組みを議論したあと、このコースに期待すること、行っていきたいことが披露されました。その後、参加者も含めた議論がなされ、有意義な討論が行われました。
 最後に林コース長から、修士課程では森林、環境、木材利用をコーディネートできる人材、リカレントコースでは系列ごとの高い専門性を持つ人材を育成したいという説明があり、育成に向けては参加者の広範なご支援を賜りたい旨閉会の挨拶があり、森林環境管理特別コースに相応しい盛会なシンポジウムとなりました。

<農学部>