平成24年11月8日(木)に、放送大学愛媛学習センターで、平成24年度第4回教育コーディネーター研修会を開催しました。
教育コーディネーター研修会は、教育改革の方向性について共通認識を図るとともに、重点課題の改善策を検討するなど、全学的に一体感のある教育改革を推進するための技法習得や情報交換を行っています。平成23年度から3年間は、大学における汎用的能力の育成をテーマとして開催しており、今年度は特に大学院課程で育成する汎用的能力に焦点をあて、検討しています。
研修会では初めに、教育?学生支援機構教育企画室長の小林直人教授から、第2回教育コーディネーター研修会の「大学院生版愛大コンピテンシー(大学院課程における汎用的能力)開発ワークショップ」での意見をまとめた「大学院生に求められる能力(まとめ)」について報告がありました。続いて、研究科ごとにディスカッションが行われ、先のまとめと大学院ディプロマポリシー(以下、DP)の比較や、大学院DPへの反映状況について議論しました。
後半は、研究科別に大学院修了要件のプロセス評価を行うためのツールの一つであるリサーチ?ルーブリックを作成し、発表を行いました。どのルーブリックも各研究科の問題点や状況をふまえたものとなっており、それぞれに特徴あるものとなりました。今回作成されたルーブリックは、今後も各研究科で議論を続け、ブラッシュアップを図っていく予定です。
<教育学生支援部>