文部科学省の事業である平成24年度「国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム」に、連合農学研究科の「熱帯?亜熱帯農学留学生特別コース」が採択されました。
この事業は、大学の国際化を支援する文部科学省の取組みの一つで、グローバル化する高等教育市場において、我が国の大学が「相手国?地域のニーズ、留学生のニーズ等を的確に把握し、積極的かつ実効的に優秀な留学生の獲得に取り組み、当該大学の特色ある教育研究サービス等を提供するとともに、修了した学生のフォローアップを行う」という一貫した方針とそれを可能とする仕組みをもつことを目的としています。
今回採用されたプログラムの概要及び特色は以下のとおりです。
（対象学生）
熱帯?亜熱帯地域の途上国においてニーズの大きい農産物?食料?環境に関する諸課題の解決に取組む若手中堅の科学者?研究者?技術者等で、その地域の大学?試験研究機関?企業などに勤務する社会人。
（教育方法）
志願者が要求する博士レベルの深い知識と高度な能力を具有する専門家になるための、ブラッシュアップ的あるいはリフレッシュ的な教育と、先進的研究方法の指導を行う。本研究科は3大学（足球即时比分_365体育直播￥球探网?香川大学?高知大学）の農学研究科（専攻）で構成され、広範な農学分野をカバーする教授陣が教育?指導にあたるとともに、これまで長期間にわたり工夫?改善を重ねて構築してきた、全国6連合農学研究科の共同授業、集中合宿ゼミナール、TVを利用した遠隔講義などのシステムで教育を行う。教育?研究指導は英語で行い、修了後には修了生ネットワークを活用してフォローアップを行う。
（修了要件と学位）
後期3年間の単位制（12単位）にもとづく教育カリキュラムを実施し、単位取得者は中間発表会を経て、学位論文研究の公開審査会及び最終試験で合格すると、博士（農学）又は博士（学術）が取得できる。
このプログラムのもとで、これから5年間にわたり本研究科に6人の国費外国人留学生が優先的に受け入れられることになります。
文部科学省：平成24年度「国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム」
＜連合農学研究科＞