平成24年10月26日(金)、四国中央市で星川奨学会第9回懇談会が開催され、本学から4人の奨学生が参加しました。
星川奨学会は、丸住製紙株式会社社長の星川一冶理事長によって、「次代を担う人材の育成と教育の振興」を目的に、平成7年11月に設立され、本学でも多くの学生が星川奨学会から奨学金を受け、充実した学生生活を過ごしています。
はじめに、四国中央市にある愛媛県産業技術研究所紙産業技術センターを見学し、丸住製紙株式会社本社で懇談会が開催されました。懇談会の開会にあたり、星川理事長から「奨学金は、丸住製紙社員の汗の結晶でもある。奨学生の皆さんには、奨学金の意味、意義を知って、勉学に励んでいただきたい。」とのお話がありました。
その後、丸住製紙株式会社の施設を見学させていただきました。丸住製紙では、植林樹、不要材、紙のリサイクルで主力製品である新聞用紙を製造し、その工程で出るエネルギーを四国電力に販売しているとの説明があり、奨学生は熱心に聞き入っていました。
引き続き開催された懇親会では、評議員の井原巧四国中央市市長から「奨学生間のネットワークを築くことが大切」とのお話しがあり、本学の学生で奨学生である西山聖示さんから「星川奨学会のお陰で、安心して勉強、研究することができ感謝しています。このような会社見学、懇談会を通して自分の知識不足を知りました。もっと積極的に学びに取り組んでいきます。」と、御礼とこれからの決意を述べていました。
参加した奨学生にとって、星川理事長夫妻をはじめ、多くの理事、評議員の方々とお話ができたことは、有意義な時間となり、懇談会終了後、参加者全員が感謝の言葉を述べていました。
<教育学生支援部>