附属高等学校の校舎屋上にて、「金星の太陽面通過」観測会を開催しました。
金星が太陽面を横切る「金星の太陽面通過」と呼ばれる珍しい現象が、6日朝より約6時間半かけて国内で見られました。附属高等学校では、当日昼休みに約30分ほどかけて、理科担当教員が中心となり、校舎屋上にて観測会を開きました。
観測会当日の松山市は好天に恵まれ、今世紀最後の金星の太陽面通過(次回は105年後の2117年)を生徒たち(約50人)及び教職員(約20人)が共に楽しむことができました。観測には、日食観察用メガネ(しゃ光板)と太陽投影板を備えた天体望遠鏡が用いられ、太陽面の端に位置した金星を直にかつ安全に確認することができました。参加した生徒から「太陽にホクロのようなものを確認できた。」「これが金星なんですね。すごい。」等の感想が寄せられ、歓声とともに天体に関する話題で観測会は盛況でした。
国内では8年ぶりの天体ショーでしたが、生徒たちにとっては天文が身近な現象であるとともに、関心を持つ良い機会になったと思われます。
<附属高等学校>