ネパール政府は2012年をルンビニ訪問年と定めて、様々な活動を行っています。ルンビニはインドとの国境に近いタライ平野に位置し、釈迦の生誕地で、世界文化遺産に選定されています。ネパール政府文化省は本学理事?副学長の矢田部龍一教授を、「ルンビニ訪問年2012」名誉親善大使に任命し、平成24年4月19日(木)にカトマンズで、ゴパール?キラティ文化大臣より任命状が授与されました。名誉親善大使への任命は、ネパールでの長年にわたる防災研究と防災教育の活動が高く評価されたことによるものです。日本からは他に前駐ネパール全権大使が任命されています。
任命を受けて、今後の防災活動の展開などについて、元ネパール首相のマダブ?ネパール氏や元首相でルンビニ開発計画会議議長のプラチャンダ氏等と意見交換を行いました。意見交換では、ネパールにおける長年の防災活動への感謝と今後の活動への期待が述べられました。