平成28年12月1日(木)、法文学部本館大会議室で、第3回教育コーディネーター研修会を開催しました。
教育コーディネーターは、教育方針の立案、カリキュラムの編成、教育内容?教育方法の改善、教育効果の検証、教員の教授能力の向上などの活動において中核的な役割を担っています。教育コーディネーター研修会は、教育改革の方向性について共通認識を図り、全学的に一体感のある改革を推進するための技法習得や情報交換を目的としています。今年度は、本学における高等学校との連携の在り方を検討し、入試政策に沿った各学部の入試方針及び実施方法を明確にするため、「足球即时比分_365体育直播¥球探网における入試改革―高大接続を中心に」をテーマに全4回の研修会を計画しています。
第3回目となる今回は、教育コーディネーター、アドミッションセンター員及び各学部等入試担当教職員など約80人が参加しました。研修会では、まず、四国地区国立大学連合アドミッションセンターの井上敏憲センター長から、政策動向に基づいた同センターにおける最新の検討状況について説明がありました。その後、参加者が各学部の班に分かれ、昨年度試行的に策定した「学力の3要素」のそれぞれに対応する「得点配分表」を基に、活動報告書の活用方法などについて、特に「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」をどのように測定するのか、実際の入学者選抜を想定した具体的な検討を行うワークショップを実施しました。続いて、ワークショップによって明らかになった各学部における入学者選抜方法に関する課題やアイディア等の全体共有とともに、活発な意見交換を行いました。
最後に、弓削俊洋教育?学生支援機構長から、次回の教育コーディネーター研修会及びその事前課題の説明と、今後も入試の在り方を全学的に慎重かつ丁寧に検討していきたいので協力をお願いしたい旨のあいさつがありました。次回の第4回教育コーディネーター研修会は、平成29年2月に開催する予定です。
<教育企画課>