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理工学研究科博士前期課程の溝部章さんと宮本佑司さんの2人が電気学会優秀論文発表賞を受賞しました【9月23日(金)】

 平成23年9月23日(金)に阿南高等専門学校で開催された平成23年度電気関係学会四国支部連合大会において、理工学研究科博士前期課程電子情報工学専攻の溝部章さん(2回生)と宮本佑司さん(2回生)が電気学会優秀論文発表賞を受賞しました。 
 溝部さんの発表題目は「無電極オゾン発生器におけるナノ秒極性反転パルス放電と無声放電との比較」、宮本さんの発表題目は「複合誘電体の直流破壊前駆現象のストリーク撮影」でした。2人は共に、電気電子工学コースの高電圧工学研究室(指導教員:門脇一則教授)に所属しています。

 溝部さんは、高電圧パルスの出力波形を独自の方法で制御することにより、プラズマを用いたオゾン発生器の効率を高めるための研究について発表しました。
 一方、宮本さんは、電気絶縁材料の直流破壊の初期過程を特殊な装置を用いて撮影した結果を発表しました。互いに独立した研究テーマでしたが、両者ともに発表内容が高く評価されました。ひとつの研究室から2人の受賞者が出ることは珍しく、研究室一同で、ダブル受賞の喜びを分かち合いました。