お知らせ

人権啓発講習会を開催しました【12月16日(金)】

平成23年12月16日(金)に人権啓発講習会を、大学本部第2会議室において開催しました。

 この講習会は、本学の構成員に対し、ハラスメントについての正しい認識を養うとともに、人権侵害を防止し、より一層快適な教育環境及び職場環境を整えることを目的として、毎年実施しています。今回の講習会は、有期契約職員(派遣労働者を含む)を対象として実施し、24人が受講しました。
 講師には、NPO法人こころ塾 理事 村松つね氏をお招きし、「働きやすい職場作りセミナー ?セクハラどう対処する?」と題して、ご講演いただきました。
 講習会では、うつ病は特別なことではない。うつ病を引き起こすストレス要因の第一位は人間関係であること。そのストレス緩衝要因も人間関係であるとのお話がありました。
 また、メールに絵文字を使うことで、メールの受け手が「送信者が自分に好意がある」と謝って認識し、そのことがきっかけでセクハラが起きることがあるなど、具体例を交えたセクハラ最新事情の説明がありました。
 さらに講義の間に「認知の癖チェック」や「セクハラ気づきチェック」を各自行い、認知には癖があることなど説明がありました。さらに、グループでセクハラの事例をあげて、そのときに頭に浮かんだ考え、セクハラを防止するような対処法について意見を出し合いました。
 参加者は、自分の認知の癖を知り、女性の間でも様々な物事の受け取り方があることを知ることができました。そしてセクハラに対して自分だけで対処できない時には、逃げることも戦うことも可能であり、セクハラを受けている人がいる場合には、みんなでわかり合い支え合うことが大切であることをなど人権問題に対して理解を深めることができました。

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セクハラについてのグループワークの様子

<総務部>