お知らせ

社会人の学び直しニーズ対応教育推進事業「地域マネジメントスキル修得講座」(第9回)を開催しました【12月17(土)、18日(日)】

 平成23年12月17日(土)、18日(日)に、社会人の学び直しニーズ対応教育推進事業「地域マネジメントスキル修得講座」の第9回目を開催しました。

 今回は、これまでの修了生を含め、全体の発表会を行いました。年次ごとに数人の代表発表の後、全員が近況を紹介しました。

 1期生の代表発表(17日午後)
  柴 竜己さん???松山市でのアボカド生産の取り組み(試食あり)
  和田広美さん???食育の観点から宇和島市の産物利用を考える
  児玉武志さん???内子町大瀬地区?小田地区での買い物弱者支援
 2期生の代表発表(18日午前)
  立花朱美さん???公私の空間を利用した交流の場づくり
  正 金郎さん???国際協力、完全無農薬の野菜づくり、東京でのみかん販売の経験
 3期生の代表発表(18日午後)
  難波江任さん???地域農産物直販所の運営による弱者支援
 
 1?3期生各自の近況報告では、修了生?受講生が各地で取り組んでいる活動を紹介しました。養殖漁業、有機農業の実践、農業担い手の支援、マコモダケなど特産品の生産と販売、子どもの相談活動など、修了生?受講生は県内各地で多彩な取り組みを展開しています。また、多くの方がなぜこの講座を受けようと思ったのかを述べました。2?3期生の大半は、修了生から勧められたことが受講のきっかけのようです。さらに、修了生同士のコミュニケーションを取るための情報誌「2期生タイムス」を発行していること、その製作に3期生がアドバイスをしていることなど、同期修了生間や年次をまたいだ受講生の交流が進んでいることもうかがえました。
 12月17日(土)の午前中には、3期生のプロジェクト研究の学習時間を持ちました。論文の執筆に着手し、ほぼ完成に近づいている方、数日前に取り組むテーマが大きく変わった方など、各自の進度は様々です。年末年始をはさみ、それぞれに合った方法とスケジュールで充実してくることと思います。夜には交流会を行いました。その場で、農学部の森賀盾雄教授から本講座の同窓会「樽味あかつき会」(仮称)設立の提案があり、会則案が紹介されました。来年度早々の発足を目指します。

<農学部>