平成25年4月18日(木)、情報メディアセンターメディアホールで、防災情報研究センターが「2013年淡路島地震調査速報会」を開催しました。
速報会には、地方自治体職員、建設企業関係者、学生、留学生など約100人が参加しました。はじめに、竹田副防災情報センター長からあいさつ及び講師紹介がありました。
引き続き、防災情報研究センターの森伸一郎准教授から、淡路島で震度6弱を観測した地震が発生し、4月13日(土)と14日(日)の2日間、現地で被害調査を実施した結果、橋脚に複数の亀裂があることを発見したとの報告を行いました。特に、14日(日)午前に訪れた洲本市にある斜張橋?洲浜橋で、橋脚に複数の亀裂があることを最初に発見し、亀裂は2メートルを超えるものもあり、地震で橋げたに水平方向の力が加ったことでできたとの説明をしました。また、今後地震や強風などで橋げたがずれる可能性もあり、通行人らの安全確保のために、対策が必要であることを地方自治体の職員に伝えたとの報告が併せてありました。
会場は、多数の報道機関が参加し、終了後取材を受けるなど、熱気溢れる速報会となりました。
<防災情報研究センター>