平成28年8月19日(金)~21日(日)にホルトホール大分で開催された、日本科学教育学会の第40回年会で、教育学部理科教育講座の隅田学教授が、国際貢献賞を受賞しました。
日本科学教育学会(会員数約1,400人)は、科学教育の国際貢献?国際協力研究に関する顕著な業績や功績に対する賞として、2005年に国際貢献賞を設置しました。この賞はその設置以来まだ2人しか受賞しておらず、隅田教授は、6年ぶり、3人目の受賞となります。
受賞対象となった業績は、「先駆的海外教育実習プログラムの開発と実践」です。この取組は、国際的な視野を持った理科教員の養成?研修という科学教育分野の現代要請に応えるため、フィリピン大学をパートナーとし、従来の国際貢献?協力とは異なる、新しい互恵的な関係を基盤とした海外教育実習プログラムを開発し、実践を行うというものです。既に8年間、理科以外の教科にも拡がり、160人を超える実習実績があること、多面的にプログラムの成果を分析し、その貴重な基礎資料を論文として発表していること、継続的にメディアに取り上げられ注目されていることなどが評価されました。
<教育学部>